ゴルフでは野球などと並んで英語圏の外国人に通じない和製英語が多く使用されている。
シングル
ハンディキャップが一桁のプレーヤー。
カップ
hole
アゲンスト
英語の against (?に逆らって)という意味の副詞から生まれた和製英語。英語では headwind などと言う。
フォロー
英語の follow (?に従う)という意味の動詞から生まれた和製英語。英語では tailwind などと言う。
フック / スライス
打球が左/右へ曲がること。英語では bend to left/right など表現する。
技術
クラブにより打撃されたボールには、様々なスピンが加わる。右打ちの者を基準にすると、右回転のスピンがボールに加われば、ボールは右方向に曲線的にそれていく。このボールをスライスと呼ぶ。逆に左にそれていくのは、フックと呼ばれる。クラブのスイングは、高速で行われるため、常に直線的なボールを打つのは困難である。したがって、プロや上級者は、意識的にどちらかの曲がりが一定幅に収まるようにコントロールしている。このコントロールされたスライスをフェードと呼び、コントロールされたフックをドローと呼ぶ。球の進行方向に対して逆方向への回転になることから、スライスは球が止まりやすく、正方向への回転となるフックは球の転がりが持続する傾向が強い。
クラブの使用は、1人14本までに制限されている。しかし、14本以内なら何本でも入れていい。つまり、クラブ2本だけでも、同じ種類のものを2本持ってもいい。通常のクラブセットは、ウッドと呼ばれるクラブが3、4本、アイアンと呼ばれるクラブが8、9本、パターが1本の組み合わせが多い。各クラブはそれぞれ想定された飛距離を打ちやすく作られており、プレーヤーは長い距離を打つ場合と短い距離を打つ場合でクラブを使い分け、長いクラブで長距離を、短いクラブでは短い距離を狙う。通常、長いクラブほど扱いが難しくなる。
ヘッドの打撃面であるクラブフェイスと地面に対する垂直線からなる角度をロフト角といい、これが弾道の高さが決定する主な要因である。
クラブは、ヘッド、シャフト及びグリップの各部分から構成される。ヘッドは、ウッドにあっては従来は、パーシモン(柿の木)など木製が使われ名称の語源となっていたが、近年はチタンなどメタル製やカーボンとメタルの複合製に取って代わられた。シャフトも、従前のヒッコリー(木製)シャフトから変化し、ステンレス製や繊維強化プラスチック製のものが採用されている。グリップには、滑り止めのため皮革やゴム等が巻かれている。
クラブは大きくウッドとアイアンに区別されるが、アイアンとウッドの中間的特性を持つユーティリティと呼ばれるクラブも存在し、クラブのセッティングをゴルファーの特徴に合わせて多彩にしている。
クラブには数字による番手が付けられているものがあるが、これらは番号が大きいほど短い距離を打つためにデザインされている。
ウッド
従来は、ヘッドはパーシモン(柿の木)など木製が主流だったが、ステンレスに取って代わり、また、現在はチタン合金カーボンファイバーとメタルの複合製品などが使われる。金属製であっても、呼称はウッドである。
1番ウッド(ドライバー、1W)
飛距離が出るため、長いコースでの第1打に使用される。
2番ウッド(ブラッシー、2W)
近年では使用する競技者は少ない。
3番ウッド(スプーン、3W)
4番ウッド(バッフィー、4W)
5番ウッド(クリーク、5W)
6番?
7番、9番、11番と奇数番手が多い。これらをショートウッドとも呼ぶ。
1番ウッド以外を総称してフェアウェイウッド(FW)とも呼ぶ。ティからの使用に限らず、フェアウェイから使用することを意図されているクラブであり、ロングアイアンの代替となる。
ハイブリッド
ハイブリッド(HB)は、ウッドとアイアンの中間の形のクラブで、形状はウッド型である。ヘッドの部分にはある程度の厚みがあるが、フェアウェイウッドほど大きくもなく、ユーティリティとアイアンほど小さく(薄く)もない。フェアウェイウッドをアイアン風にソールなどを厚くしたような形である。
ユーティリティ
ユーティリティ(UT)は、ウッドとアイアンの中間の形のクラブで、形状はアイアン型である。ヘッドの部分にはある程度の厚みがあるが、フェアウェイウッドとハイブリッドほど大きくもなく、アイアンほど小さく(薄く)もない。さまざまな工夫がなされていて、製作ブランドごとに特色があり、ヘッドを中空構造にしたり、ポケットキャビティー型にしたりと、一般的に難しいとされているロングアイアンを簡単にしたものである。
※日本においてはハイブリッド、ユーティリティ共にユーティリティと称されるのが一般的だが、米国においては上記記述の如く、ウッド型ユーティリティはハイブリッド、アイアン型をユーティリティと称するのが相場になっている。
アイアン
クラブのうち球を当てる部分が鉄製だったため「Iron」[1]と呼ばれるものを指す。概してシャフトへの取り付け部分となる「ホーゼル」と呼ばれる筒状の部分と、ゴルフボールへの接触面となる薄い板状で溝のある「フェイス面」とで構成されるクラブヘッドをもつ。ウッドクラブ同様数字で区分されるものの他に「ウェッジ」と呼ばれる比較的短距離用のクラブがある。
素材・構造
名前の通りクラブヘッドはそのほとんどが鉄製で、製造コストと製品精度との兼ね合いからプレス製法を用い旧来からの形状が受け継がれていたが、カーステン・ソルハイム氏が、自身が開発したパターの理論を応用し、「フェイス面」の背面を切削することにより重心点付近の重量を周辺部へ配分したアイアンを製作したことにより変化が見られるようになる。 後に「キャビティ」と呼ばれるようになるこの構造は、球を「フェイス面」上の重心点、所謂”芯”を多少はずれて捉えた場合においても、距離の損失および方向性の安定が高く、なおかつ打球の上を容易とする構造は評価されたが、1個1個削り出す作業が製造コストを著しく増加させたため、砂型に鋳鉄を流し込む鋳造製法が選択されることとなった。 このような製法上の理由により、欧米では伝承形である背面が平らかわずかな盛り上がりを持つ「マッスルバック」アイアンは従来どおり鍛造に向く鉄製が継続され、一方、新型「キャビティバック」アイアンは鋳造後も表面の腐食を防ぐクロムメッキの必要がないSUS鋼(ステンレス)の採用が一般的となり量産され、アマチュアゴルファーに広まった後、上級者、プロゴルファーにも波及した。
日本においては「マッスルバック」が上級者およびプロゴルファーらが好む、手から伝わる打撃時の感触いわゆる「打感」重視で、軟鉄[2]を「キャビティバック」アイアンに採用した製品が生産されるようになった。欧米では価格が障壁となり存在が難しかったこの組み合わせは、富裕層のほか、高価格製品の購入を躊躇わない顧客には問題なく受け入れられたとみえ、一般的なアイアンとなっている。
その後、ヘッドの低重心化・大型化などに伴うカーボンファイバーやチタン合金などの素材の採用や、更に周辺重量配分を推し進めたボックスキャビティ構造などが登場している。
番手について
1-9番アイアン
近年プロゴルファーの間でも1、2番アイアンはほとんど使われなくなり、3、4番アイアンにもその流れは波及してきている。これらロフト角の少ないアイアンの代わりに、使い方が易しいとされているウッドクラブやハイブリッド、ユーティリティクラブをクラブセットの中に加えるのが一般的である。
タジーン ドジョブ セキュア きり ポストマン ニアミス フェデ ラテックス ホトトギス フェー タイダイ ふうせん ベリル そばみち メントール カネロニ キャンドル ファンク ブッシェル チェチ シュロチ チンネ じゃぼ ジベレリン タイシ ふらの タンキニ レユニ クロスボ 鉄人 リッポン ティナド いささ トリップ とうみょ ロレック ストップ プラン テンス プロテオ ノクターン ハコネ ハートフル タヒチ まるも ダウン ウェブ ザンサス びゃっこ マフィン
名称
ウッドほど一般に使用されないがアイアンにも番手ごとに以下のような名称がある。
1I ドライビング・アイアン
2I ミッド・アイアン
3I ミッド・マッシー
4I マッシー・アイアン
5I マッシー
6I スペード・マッシー
7I マッシー・ニブリック
8I ピッチング・ニブリック
9I ニブリック
PW ピッチング・ウェッジ
AW アプローチ・ウェッジ[3]
SW サンド・ウェッジ[4]
LW ロブ・ウェッジ
パター
グリーン上では、通常「パター」と呼ばれるクラブを使用する。ルール上は使用制限がなくパターに限られないが、グリーン面の保護という観点から、通常ローカルルールにてパター以外の使用が規制されている。2000年頃からシャフトが非常に長い長尺パターが登場している。
ボールを転がすことを目的としたクラブであり、ロフト角が付けられていないのが特徴である。
クラブのスペックの名称
クラブ長さ、クラブ重さ、バランス
ロフト角、ライ角、ヘッド体積、重心深度、重心距離、慣性モーメント、反発係数
シャフト、シャフトフレックス、シャフト重さ、シャフトトルク、シャフト調子
ゴルフボール
球の直径は1.680インチ以上と定められている。
表面にある無数のくぼみはディンプルと呼ばれ、気流の圧力抵抗を下げ軌道を安定させる効果がある。テーラーホブソンのエンジニア、ウィリアム・テーラーが1905年に発明した。
表面の材質により、ディスタンス系とスピン系に大きく分けられる。ディスタンス系はスピンがかかりにくいのでボールが曲がりにくく、また、ドライバーショットなどで距離を稼ぐことができる。反面、スピン系は飛距離はある程度犠牲になるが弾道を意図的にコントロールしやすく、またバックスピンを利用してグリーン上にボールを止めるショットを打ちやすい。一般的にはボールを曲げてしまいがちな初級?中級者にはディスタンス系、スピンによって弾道を意図的にコントロールできる上級者にはスピン系が好まれる。